お知らせ

ほけん6月号

~6月ほけんだより~

2ヶ月近い緊急事態宣言で、長期に渡り保護者の皆様にも様々なご協力をしていただきありがとうございます。登園自粛が解除された後、保育園では蜜が強くなるためリスクも高くなります。第2波のリスクもあり、まだまだ気が抜けない状況ですが、保育園でも感染対策に引き続き注意していきたいと思います。通常であれば登園可能な程度の呼吸器症状でも現在は登園を控えて頂くように引き続きご協力をお願いいたします。

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<熱中症に注意をしましょう>

5月に配信させていただきましたが、今年は新型コロナウイルスによる長い自粛生活により
*大人も子どもも筋力低下が起こっている。
*家にいる時間が長いことで、外の気温にすぐ適応できない。
*マスクを装着していることで喉は潤うため水分を欲することが少なくなるため
体内の水分が不足する。
など、様々な理由から熱中症のリスクが例年より高いと言われています。
6月は梅雨の時期になり湿気が多く、身体もだるさを感じやすくなりますね。
子どもは喉の渇きや身体の異変を自分で上手に伝えられないため、大人が気にかけ、水分をこまめにしっかりとれるようにしましょう。また、通気性がいい衣服にし、衣服調整や室温調整などをしっかり行っていきましょう。

<細菌性胃腸炎(食中毒)に気を付けましょう>

6月給食だよりでも食中毒のことが書かれていましたが、夏はカンピロバクターやサルモネラ菌などの細菌性胃腸炎が流行しやすくなります。冬に流行しやすいノロやロタなどのウイルス性胃腸炎よりも細菌性は重症化しやすいといわれています。ウイルス性は特効薬がありませんが、細菌性は抗生剤が有効となる場合があり、夏の時期は脱水にもなりやすいため、胃腸炎が疑われる症状があれば早めに病院受診をしましょう。
感染性胃腸炎は登園届が必要となります。(今年度から登園許可書と登園届の2種類がありますが、胃腸炎は医師の登園許可を受けたら、保護者が記入していただく『登園届』への記入になります)
便や吐物が衣服に汚染した場合は、洗浄することで園内にウイルスや細菌が飛沫して他園児さんや職員への2次感染のおそれがあります。園での感染拡大防止として、衣服は洗浄せず、そのまま袋に密封して返却させていただいております。ご了承ください。

尿に関しては、胃腸炎ウイルスの問題に関わらず、色々な感染面を考慮し、衣服に付着した尿は園で水洗いしますが、コットのキルトパットなど、大きなものは水洗いせず返却させていただきます。

<6月4~10日は歯と口の健康週間です>

★6月に歯科検診を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染防止として延期させていただくこととなりました。
★そら・そよかぜ・つばさぐみさんには6~7月頃に歯についての保健指導を予定しております。
園での歯磨きは感染拡大予防で中止させていただいていますが、歯磨きの大切さや虫歯のしくみなどを理解して、みんなで虫歯を予防していきましょう。

<夏の感染症に注意しましょう>

新型コロナウイルスにまだまだ気を付けていかないといけないですが、夏特有の感染症も流行し始める時期です。
○手足口病…主な症状:口内・手・足を中心に発疹出現、発熱
○ヘルパンギーナ…主な症状:高熱、のどの痛み、のどの水疱
○咽頭結膜熱(プール熱)…症状:のどの痛み、目の充血、発熱など アデノウイルスが原因です
また、夏は汗疹や虫刺されからとびひになりやすいため、登園前には必ず虫よけを塗るかスプレーしてきてもらうようにお願いいたします。